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外壁塗装でツートンカラーに塗り分けする際の色選びポイントとは

2021.07.30



 

 
 目次
 

住宅の外壁には、塗料による塗装が欠かせません。
日常生活の中で、外壁の塗装を気にする機会はあまりないかもしれませんが、みなさまがお住まいの住宅は必ず塗装の恩恵を受けています!

外壁に用いられる塗料は、太陽光に含まれる熱や紫外線、雨風、湿気などから住宅を保護するという大きな役割を担っているのです。

また、塗料にはアクリル系、ウレタン系、シリコン系、フッ素系などさまざまな種類があり、耐用年数は異なるものの、住宅の保護という役割は共通しています!

そんな外壁塗装は、保護だけでなく、外観の美化という役割も担っています。

外壁に色や艶、模様を付けることで、外観を適切に美化してくれるのです。

そこで今回は、外壁塗装の中でも特にアクセントを付けやすいツートンカラーの塗装について、さまざまな情報をご紹介させていただきます。

外壁塗装でツートンカラーにするときに抑えておきたいポイント

ツートンカラーの塗装を行う際に、抑えておきたいポイントは色の組み合わせです。

1色でベタ塗りするよりも、デザイン性を高めやすいのがツートンカラーでの塗装の特徴ですが、配色に失敗してしまうと外観を大きく損ねてしまいかねません。

そのため、ツートンカラーを選ぶ際は、同系色2つを選ぶように意識することが基本となります!

例えば、日本塗料工業会が発行している塗料用標準色の色見本帳を参考に、隣り合っている色や近しい位置にある色を使うと、違和感のないツートンカラーを実現することができるでしょう。

この色見本帳のカラーNO.は塗装業界では基準となる色ですので、基本的にはどの塗料を使用した場合においても共通カラーNO.として通用します。ツートンカラーに塗装する際は、単純に好きな色を選ぶのではなく、しっかりと色見本帳を確認し、検討カラーを照らし合わせて相性を確認した上で、2色を選ぶようにしましょう。


意外と多い?外壁塗装での失敗

外壁塗装の色選びで失敗してしまったというケースは、少なくありません。

色相環を参考に選定した場合でも、後から色選びに後悔してしまうことがあるのです。

その原因としてありがちなのが、周辺環境から浮いた色を選んでしまうことです!
住宅の色を選ぶ際は、自宅だけを見て考えてしまいがちですが、実際には住宅は街並みの一部であり、周辺環境との調和が重要な要素となります。

例えば、住む地域によって、落ち着いた色合いの住宅が多い、明るい色合いの住宅が多いなどの特徴があるため、それらの特色を考慮した色選びが欠かせません。

外壁の塗り替えを行う際は、近隣の雰囲気も考慮しながら一軒だけ浮きすぎないカラーリングを選択するのがコツだといえます。

また、塗装の色を選ぶ場合は、よほど強いこだわりがなければ、標準色と呼ばれる人気色から選択すると良いでしょう。
標準色と呼ばれる色は、住宅に使用された実績の多い色ばかりが集められているため、この中から選べば、周辺とも馴染みやすいからです。

珍しい色を使った方が、個性を演出しやすいとイメージされる方もいらっしゃるかもしれませんが、失敗を避けるためには標準色を優先的に選択してみましょう!



外壁の塗り替えリフォームはいつするべき?劣化しているサインは?

外壁塗装は、一度塗ると永続的に保たれるというわけではなく、一定の周期ごとに塗り直す必要があるのです。

塗料には平均して10年ほどの耐用年数があり、その時期を過ぎることで次第に劣化・損耗してしまいます。

また、塗料別に耐用年数を見てみると、ウレタン系が6〜10年、シリコン系が8〜15年、ラジカル制御型が12〜15年、フッ素系が15~20年というのが、大まかな基準とされています。

それ以外にも、外壁の塗り替えリフォームを行うべき兆候として挙げられるのは、サビ、色褪せ、ひび割れ、剥がれ、チョーキングなどが挙げられます!

サビ、色褪せ、ひび割れ、剥がれは、外壁塗装に関する知識のない方が見ても明らかな劣化の兆候であり、比較的気付きやすいものだといえるでしょう。

これらの現象は、紫外線や酸性雨などの影響によって起きるもので、自然環境が起因ですから、時間とともに発生してしまう現象です。

もう1つの兆候であるチョーキングは、外壁に手で触れた際、チョークの粉のようなものが手に付着する現象を指します。
この現象は、外見上の変化を伴わない場合があるので、少し気付きにくいですが、紫外線などの影響で合成樹脂が劣化してしまったことにより発生する、重要な劣化のサインです!

これらの現象を事前に知っておくと、外壁を定期的に点検できるので再塗装が必要なタイミングを見逃さず、適切な対処を行うことができるでしょう。

外壁塗装で失敗しないために

外壁塗装は、面積に応じた塗料の費用と人件費、数日の工期を要する施工なので、失敗のリスクは少しでも減らしたいですよね。
外壁塗装で失敗しないためには、ネット上などで公開されているカラーシミュレーションを事前に行い、しっかりと準備しておくことが大切です。

もし色選びに迷った際は、塗装の専門業者に相談してみるのも良いかもしれません。
専門業者であれば、ニーズに合った最適なアドバイスをしてくれます!

例えば、外壁用の塗料には、高温に耐えられる断熱塗料や遮熱塗料といった、利便性の高いものも存在していますが塗料の種類によっては使用できるカラーが限られる場合がありますので事前に確認しておくとをお勧めします。

なお、候補のカラーが決まったら、実際にカラー見本サンプルを取り寄せて、自然光の下で確認すると、色選びで失敗するリスクを減らすことができます。

色・塗料は直感で決めるのではなく、さまざまな条件を比較した上で判断されることをおすすめします。

まとめ

今回は、ツートンカラーの配色のコツ、その他いくつかの外壁塗装に関する情報をお届けさせていただきました。

採用するカラーが1色増えただけでアクセントとして挿し色を効かせたり、1階と2階部分を塗り分けておしゃれに仕上げたりできるのでデザインの幅がグッと広がります。

カラーリングの相性や塗料のさまざま機能を考慮して外壁塗装を行えば、日常的に目にすることになるご自宅の外観も生活に彩りを与えてくれる要素の1つとなるでしょう。

ぜひ最高の組み合わせのカラーを見つけて、帰宅が楽しみになるような素敵な外壁塗装工事を実現してください。

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